The Subways / YOUNG FOR ETERNITY
01:I Want To Hear What You Have Got To Say
02:Holiday
03:Rock & Roll Queen
04:Mary
05:Young For Eternity
06:Lines Of Light
07:Oh Yeah
08:City Pavement
09:No Goodbyes
10:With You
11:She Sun
12:Somewhere
「若さ」をどう捉えるかは人それぞれですが、「おバカなまでのノリ」を「若さ」の定義に加えるのならば、サブウェイズの表現は正しいんだと思います。「Oh Yeah」と題された#07は、本当に基本的に「Oh Yeah」としか言ってないし、コイツらは本当に楽しんで歌ってるんだなぁ、とCD越しに伝わってきます。それこそが「Young For Eternity」なんだと解釈していいんじゃないでしょうか。
若い坊やとおじょうちゃんがイデオロギーも無くわーわー叫んでいるだけなのに、それを聞かせる音楽としてまとまりのある作品に仕上げています。叫ぶだけで売れると思った根拠のない妄信と、自分たちの音楽性に賭ける確かな信念と、その両方を持って世界に挑んだ若者たちの一枚。そんな風に感じました。
#01はのっけから構成もいい感じの曲で、メロでボーカルが交代するから飽きもこないです。スリーピースなのにこの柔軟性。またはスリーピースならではの柔軟性。お見事だと思いました。
どう化けるか楽しみにしていたら、二年経ってなんとなく一発屋で終わってしまった感があります。ギターとベースが結婚しちゃって、もう音楽どころではないんでしょうか。その移り気の早さもまた若さ。
(07/08/14)



SUGARCURT / LIGHTS OUT
01:LIGHTS OUT
02:DEAD LIVING
03:LOS ANGELES
04:DO IT ALONE
05:EXPLODE
06:OUT OF PHASE
07:MADE A MISTAKE
08:RIOT
09:MAJORING IN MINORS
10:SHAKING
11:THE INVESTIGATION
12:HIATUS
13:FREEZING (bonus track)
14:A HARD DAY'S NIGHT (bonus track)
シングルで聴き損ねたボーナストラックのハードデイズナイト目当てで買ってきました。だけど当たりだった。すごいよかった。
1stが出たときは友達にすすめられてすぐ聴いたんですが、三年前に比べて格段に進化してるなぁ、と思いました。この時点では1stから聴いてなくて、急に聴いたものでその感覚も衝撃に近かったです。
ぶちまけるだけじゃなく、聴かせるということもすごくわかってるように思います。それでいて初期の衝動もしっかり持ってる印象を持ちました。
ジャケットがもう大人ですね。大人は叫ぶだけじゃいけないのです。いろいろ考えて、その上で叫ばないと。シュガーカルトも大人になったんだなぁ。
個人的に好きなのは#12です。きれいに締めやがって、と思います。
#07のサビが、「メロンステーキ」に聞こえます。一度そう言われてから聴くと、それ以降どうしてもそう聞こえます。
(07/01/15)



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